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ボーダーコリーの特徴・性格・しつけ・寿命・値段・里親

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ボーダーコリー

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ボーダーコリーについて

ボーダーコリーの特徴

ボーダーコリーは、高い知能と運動能力を持ち合わせているところが特徴です。

スタミナがあり、運動量が多く、俊敏な動きで駆け回る中型の牧羊犬で、アジリティやフリスビーなどの競技に出場している犬も多いです。

毛色はブラック・ホワイト、レッド・ホワイト、チョコ・ホワイト、ブルー・ホワイト、ブルーマールなどがありますが、ブルーマールは遺伝性の色素異常で発生するカラーとなります。

毛質はロングとスムースの2種類があります。

ボーダーコリーは非常に元気でパワフルな犬種ですが、ごく稀に遺伝性の神経セロイドリポフスチン症(CL病)という神経系の病気を発症することがあります。

CL病は遺伝性があり、ボーダーコリーなど一部の犬種に特有の疾患で、運動機能や認知機能、視力障害などさまざまな症状が認められ、脳のダメージが進むと若年齢のうちに死に至ります。

その他にも、関節や脊椎(神経系)、目の疾患を患うことが多い犬種です。

関節や脊椎の病気では、股関節形成不全や馬尾症候群、目の疾患では、先天的なコリー眼異常(コリーアイ)や白内障、水晶体脱臼などの疾患にかかりやすい傾向があります。

ボーダーコリーの性格

非常に頭の良い性格のボーダーコリーは、気を許さない人には距離を置き、警戒心を持つものの、主従関係が構築された信頼のある飼い主には忠実で、「次はどんな指示がくるのだろう」「もっと遊んで」と、飼い主の指示を待つ、作業意欲が非常に高い犬種です。

この高い欲求を満たすには、頭とからだを使ったコミュニケーションを積極的に行わないと、指示に従わなかったり、自分勝手で強い気質の性格になることがあります。

ボーダーコリーをしつける方法

ボーダーコリーのしつけには、飼い主さんとのコミュニケーションが絶対です。

飼い主さんと愛犬との絆が深まるほど、指示に従い、素晴らしいパートナーとなる犬種ですので、しつけを行うと、さまざまな技や芸をどんどん覚えることができます。

ただし、しつけを怠ると、問題行動を起こしたり、引っ張り癖がや吠え癖が強くなり、手を焼いてしまう飼い主さんも多いです。

とにかく運動量が高い犬種なので、お散歩の量を増やしたり、ドッグランで走って遊ぶ時間を設けてストレスを発散させないと、ストレスが溜まって問題行動を起こす原因となるので注意しましょう。

ボーダーコリーの寿命

平均寿命は、10〜17歳程度といわれています。

ただし、関節の疾患にかかりやすい傾向があるので、子犬のうちから、たくさん走らせたり、フリスビー投げを行うことで、シニアになって関節の病気にかかりやすくなるので、健康なご長寿犬を目指すためには、子犬の頃から運動量のコントロールを考えて過ごすことが大切です。

ボーダーコリーの値段

子犬の価格は7〜35万円程度といわれています。

毛色によっても価格の変動がありますが、マズルから額に入る白い毛(ブレーズ)の入り方によって、価格が高くなる傾向があります。

ボーダーコリーの里親はどこで見つけるの?

ボーダーコリーの里親になりたい場合は、ボーダーコリー専門のレスキュー団体に問い合わせる方法がおすすめです。

なぜなら、この犬種は、特有の病気を抱えていたりコントロールが難しい性格の場合があるからです。

インターネットの個人間の譲渡の中には、正しく飼育されたなかった結果、問題行動を起こして育児放棄された犬である場合もあるので、里親としてしっかり飼うことができなければ、また犬が不幸になってしまう例が多いのです。

このため、犬種に詳しく譲渡後にも適切なアドバイスを受けられるレスキュー団体での里親希望を出すと安心です。

 



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