猫の健康管理

猫のダニの症状・かかる病気・取り方・駆除方法・予防・薬・シャンプー

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猫 ダニ




猫がダニにかまれたら

猫にダニがいるときの症状

猫で問題になるダニには、
マダニ
ショウセンコウヒゼンダニ(疥癬)
ミミヒゼンダニ(耳疥癬)
などがいます。

猫はマダニに噛まれても痛みや痒みは殆ど無く、噛まれたことに気付いていないこともあります。

一度刺されると吸血し終わるまで離れません。

咬まれていた部位に皮膚炎を起こしたり、アレルギーの原因になることがあります。

ショウセンコウヒゼンダニは皮膚にトンネルを掘って生活するため、身体に強い痒みを生じます。

主に頭部に寄生しますが、初めは耳介部分に発症し、徐々に顔面や眼瞼に広がります。

更に後足で頭部を掻くことにより足にダニが移り、腹部などにも広がります。

免疫力の低下した猫では全身でダニの増殖が旺盛となり、皮膚が固く角化して肥厚し、しわを生じたりフケ状になって剥がれ落ちます。

ミミヒゼンダニは外耳道に寄生し、猫の耳の中のはがれた表皮や分泌物を餌にし繁殖します。

ダニが皮膚表面を引っ掻くため激しい痒みを生じ、猫は耳を後足で掻いたり頭をしきりに振るようになり、酷い場合には耳の血管が切れ耳介の皮膚と軟骨との間に血液が貯まる「耳血腫」になることがあります。

症状が進行すると特有の臭いのする耳垢がたまり、障害が内耳に及ぶと斜頸(頭が斜めに傾く)や旋回運動などの前庭障害が現れます。




猫がダニに噛まれてかかる病気

猫 ダニ

マダニは様々な病気を生じます。

・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
人や犬にも感染します。
日本では2013年に初めて人での死亡例が報告され、2018年12月までに393症例が報告されておりうち64人が死亡しています。
現在も注意が呼びかけられており、猫でも死亡例があります。
SFTSウイルスを保有したマダニに猫が吸血されるとウイルスが感染し発症します。
症例数が少ないため詳しい報告も少ないですが、猫では発熱や衰弱、白血球と血小板の減少などが見られる場合があります。

・猫ヘモプラズマ感染症
細菌の一種が猫の赤血球に寄生する感染症で、赤血球が破壊され溶血性貧血を起こします。マダニ以外に、猫同士のケンカなどでも感染するとされています。
分かりやすい症状が見られないこともありますが、
元気消失
食欲不振
発熱
黄疸
沈うつ・
脱水
血色素尿
脾臓の腫大
などがみられることがあります。

・Q熱
コクシエラ菌という、細菌とウイルスの中間のようなものにより引き起こされる病気です。猫に感染しても殆ど症状は示しませんが、胎盤で大量に増殖するため妊娠中の猫で流産の原因となるだけでなく、流産した胎児や胎盤が感染源となり人に感染する恐れがあります。

猫のダニの取り方・駆除

・マダニ
皮膚に寄生し吸血しているマダニを見つけた場合、手で無理に取ろうとすると皮膚に食いついていた口器だけが残り、そこから炎症を起こしたり化膿する原因となることがあります。また、マダニの体を摘まむことで中の病原体を犬の体内に注入してしまう可能性があります。
マダニを自宅で取るには毛抜きやピンセットを使用しマダニの口器を皮膚に残さないよう根元から慎重に取り除きましょう。
自宅で取ることが難しい場合には動物病院で取ってもらいましょう。

・ショウセンコウヒゼンダニ
ダニ駆除効果のある注射薬や内服薬で駆除します。
殺ダニ効果のある薬剤を溶かしたお湯で薬浴する駆除法もあります。

・ミミヒゼンダニ
耳を洗浄しダニを減らした後、耳ダニ駆除薬を投与します。
滴下剤が使用されることが多く「レボリューション」や「アドボケート」という薬剤が使用されます。




 



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