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グレートデンの特徴・性格・しつけ・寿命・値段・里親

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グレートデンの特徴

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グレートデンについて

グレートデンの特徴

全犬種の中で最も体高が高い犬としてギネスに認定されているグレードデン。

以前は、猪相手に勇敢に立ち向かっていく使役犬でした。

さらに、優雅で美しい容姿から、上流階級では飼育をしているのが常識と言われたほどです。

原産国はドイツで超大型犬の短毛種です。

体高と体長はほぼ同じで頭部は大きめです。

本来は垂れ耳をしています。

馬に近いくらいの大きさで、指のサイズは大人の男性と同じくらい成長します。

毛色は、
ブラック
ブリンドル
フォーン
ブルー
ハールクイン
があり、なめらかな光沢がある被毛をしています。

グレードデンは、見た目重視から近親交配が、繰り返されたため遺伝子疾患が多い犬種です。

大型犬特有の成長期に頸椎を圧迫する疾患も見られます。
・股関節形成不全
・ウォブラー症候群
・拡張性心筋症
などに注意をしてください。

胃を体内に固定することが難しく、胃捻転や胃拡張にも注意が必要です。

体格が大きいため、体重が90キロになる犬も。

意識がなくなった時に、車に乗せる時の移動が困難になります。

被毛はシングルコートで短毛のため抜け毛は少ないです。

面積が大きくお手入れに時間がかかります

グレートデンの性格

優しい性格で大人しい犬ですので、他の犬や見知らぬ人でも攻撃的にはなりません。

温和で友好的な人間に近い感性をしています。

強い心を持ち堂々としていますが、支配的にならず気を使いながら接する犬です。

子供にもなつくくらいですので、多頭飼いや猫などの小動物とも生活できます。

しかし超大型犬になので、初心者が簡単に飼える犬ではありません。

家族1人分増えるくらいの費用がかかるので、経済力がなければ飼育は難しくなります。

グレートデンをしつける方法

知能が高く、きちんとしつけをするとワガママな態度は見せません。

このため子犬の時から服従訓練が大切になってきます。

体の大きさ、しつけのしやすさ、運動量から考えると広めの飼育スペース必要とされている犬種です。

狭い空間が苦手ですので、広いスペースで大きめのベッドを用意します。

室内飼いが推奨されていますが、放し飼いではなくハウスをしっかり教えます。

犬が自由になると先天性の能力が戻り、穴を掘り始めたり飛びついたりなどの問題行動につながります。

散歩は1日2回以上を目安に、走る動きより歩行する時間を多めに確保していきます。

台風の日も雪の日でも1時間以上の散歩が必要ですので、覚悟を持って飼育をすることが求められます。

超大型犬のため大人の男性でもコントロールが効かない場合があります。

大型犬飼育経験者でなければ飼育はかなり難しいのが現実です。

グレートデンの寿命

7~10歳前後が目安です。

犬は大型犬になるほど寿命が短くなると言われています。

寿命が短い分、しっかりと愛情を注いで育ててください。

グレートデンの値段

30万円前後が目安です。

飼育スペースが確保できない理由から、ペットショップでは販売されていません。

専門のブリーダーから購入しますが、断耳処置をしていると価格が変わります。

断耳とは、猪に耳を食いちぎれないためにはじめた方法です。

現在では犬の美しさだけのために、断耳を必要としているのが現状です。

垂れていれば断耳をしていませんが、耳が立っていれば断耳しています。

ドッグショーの犬は断耳をしていますので、外見重視のためブリーダーの中には断耳処置をした後に引き渡す方もいます。

グレートデンの里親はどこで見つけるの?

保護犬は少ないのですが、里親募集のサイトで調べる方法があります。

里親募集サイトの「ペットのおうち」は頭数も多めです。

NPO法人でも犬を引きとって面倒を見ています。

ネット上の里親募集の中には、莫大な費用から飼育放置をする飼い主も多いので、
・狭い敷地で飼育をしていないか
・犬がガリガリにやせていないか
など元飼い主の飼育状況、犬舎を把握すると役に立ちます。

広い敷地を必要とする犬ですので、きちんと環境を考えて引きとるようにしてください。

 



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