犬が足をナメる理由~寝るときにご主人の足の間で寝る理由
犬が足をナメる理由
気がつくと愛犬が足を舐めていることはありませんか?犬が足をしきりに舐めている時は、注意が必要です。
まず、足の裏や指の間に、傷や皮膚炎があったり、トゲが刺さっていないか確認しましょう。
足をチェックして異常がなかったのなら、もしかしたら愛犬は、ストレスが溜まっているのかもしれません。
犬が足を噛む理由
犬が自分の足や爪を噛む癖がある場合は、退屈で何となく舐めて癖になっている場合や、アトピーやアレルギー疾患を抱えている場合、ストレスや精神的な問題を抱えている場合の可能性があります。
これは、人間の子供が爪を噛んでしまうのと同じようなものです。
お留守番からのストレス、分離不安症、生活環境に変化があったことの不安、退屈、コミュニケーション不足など、理由はさまざまです。
ずっと足を噛んでしまう癖がつくと、足の部分が涙やけのように赤茶色に変色してしまうこともあり、改善させるには時間がかかります。
愛犬からのSOSに早く気がつき、どうして足を噛んでいるのか、生活環境などを飼い主さんが考える必要があるでしょう。
犬が足を引きずる
タレント犬などでは、テレビや映画のワンシーンで、犬が足を引きずって、「びっこを引かせる」演出をすることがあります。
しかし、病気や怪我でない健康な犬の場合、通常では、犬が足を引きずって歩くことはありません。
最も注意すべきは、関節の疾患を抱えている場合です。
犬は人間のように行動に制御をかけることが非常に難しく、走らせてはいけない場合は、飼い主さんがリードを繋ぎ、物理的に走らせないようにするしか方法はありません。
特に「股関節形成不全」「椎間板ヘルニア」「脱臼」関節や神経系の疾患を抱えている場合は、痛がって大きな声で鳴く場合もあり、痛みに耐えて動けなくなってしまう場合や、痛くても本能で動かしてしまう場合が考えられます。
他にも足の裏のケガ、爪の破折、腫瘍などでも犬が足を引きずることがあるので、愛犬が痛みを感じている様子を確認した時は、動物病院を受診することをおすすめします。
犬が足元や足の間で寝る理由
愛犬と暮らしている場合、ベッドやソファーで一緒に犬と寝ている生活を送っている方も多いです。
犬によっては、飼い主さんの顔や上半身のそばでくっついて寝る犬もいますし、足元や足の間で身体に寄り添ったり、顎を乗せて寝る犬もいます。
人間の足元や足の間で寝る理由は諸説ありますが、足元で寝る犬は、大好きな飼い主さんの匂いに包まれながら、飼い主を守っているつもりになっているからともいわれています。
他にも、単に暑がり、飼い主さんの寝返りで熟睡できない、という理由から足元で寝たがる犬もいるようです。
どちらにしても、飼い主さんの身体の近くで寝ようとする犬の行動は、飼い主さんに甘えている、飼い主さんの行動が一番わかる場所にいるというところが、実際の理由のようです。