犬の健康管理

犬のフィラリアの症状・薬の時期・検査・予防・値段・治療・飲み忘れ

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犬のフィラリア



フィラリアから犬を守る

犬のフィラリアの症状

犬がフィラリアに感染すると、散歩中に息切れをするようになります。

そして喉に何か詰まったような咳をするようになり、疲れやすくなります。

重症化すると急激に痩せる・腹水が溜まる・血尿が出る・貧血などの症状がみられます。

犬のフィラリア薬の時期はいつまで?

犬のフィラリア薬の時期

フィラリアの予防は「蚊が飛び始めて1ヶ月後」から「蚊がいなくなた1ヵ月後」まで続ける必要があります。

つまり、住んでいる地域によって予防の期間は変わります。

動物病院の方針にもよりますが、本州の多くの地域では5~12月に投薬し、北海道では7~11月、沖縄では1年中予防が必要と言われています。

引っ越しをした際には予防期間が変わる可能性があるので注意しましょう。

犬のフィラリア検査

予防薬を投与する前に、血液検査でフィラリアが寄生していないか確認する必要があります。

もしフィラリアが寄生していた場合に1度に虫を駆除してしまうと、犬はショック症状を起こし、最悪死に至るケースもあります。

フィラリア検査は主に、顕微鏡で子虫(ミクロフィラリア)を検査する「集虫法」と専用の検査キットで成虫の有無を検査する方法があります。

集虫法では、血液をヘマトクリット管というガラスの管に入れ、遠心分離します。

すると血液は赤血球と血漿に分かれますが、分かれ目にバフィーコートという白血球と血小板が集まった部分ができます。

フィラリアが寄生していた場合、このバフィーコートに集まります。

ヘマトクリット管のまま鏡検する方法と、ヘマトクリット管をバフィーコート近くで折り、スライドガラスに出して鏡検する方法があります。

検査キットを使用する場合は、成虫特有の抗原の有無を調べます。いくつか種類があるのでそれぞれの使用方法に従います。

集虫法と比べるとコストがかかりますが、検出率は高くなります。



犬のフィラリア予防法

フィラリア予防薬で使用する薬には、飲み薬・滴下剤・注射の3種類があります。

「フィラリア予防薬」と言われるのでフィラリアに感染しない薬だと思われがちですが、実際のところフィラリアの幼虫を駆除する「駆虫薬」になります。

飲み薬での予防は、月に1回錠剤もしくはチュアブルタイプの味のついた薬を飲ませます。

滴下剤での予防は、同じく月に1回、首の後ろに液剤を滴下します。こちらはノミやお腹の寄生虫を駆除できるものが多くあります。

注射での予防は、1回接種することで半年~1年予防効果が持続します。

犬のフィラリア薬の値段

フィラリア薬の値段は、薬の種類や犬の体重によって異なりますし、動物病院によっても価格設定が異なります。

一般的には、錠剤よりもチュアブルタイプの方が高く、フィラリアだけを予防する薬よりもノミやお腹の虫を駆除を兼ねた薬の方が高くなっています。

近くの病院に電話して、薬の値段を問い合わせるのが一番良いでしょう。

犬のフィラリア治療

フィラリア治療は主に、予防薬の長期投与による駆除と、外科手術でフィラリアの成虫を摘出する方法があります。

予防薬を投与する場合では、数年かけて幼虫を少しずつ駆除します。成虫をいきなり駆除しない理由は、薬によって死んだ虫が心臓や肺動脈に詰まり、犬が急死してしまう危険性があるためです。

薬を飲ませた後は、犬の体調に変化がないかよく観察しましょう。

外科手術では、首の血管から細長い鉗子を挿入し、肺動脈に寄生するフィラリアを吊り出します。

麻酔のリスクや手術の難しさのため、適用できない場合があります。

犬のフィラリアの薬を飲み忘れたら

フィラリアの薬を飲み忘れた場合、動物病院に問い合わせて指示を仰ぐのが一番ですが、約1週間~10日であれば飲ませるのが遅れても大丈夫です。

フィラリアに感染した場合、虫は皮下から血管、そして心臓へと移動します。

薬では皮下にいる虫を駆除しますが、皮下に留まる期間は感染後約50日と言われているため、この間であれば駆除できることになります。

飲ませ忘れた場合に急いで検査が必要と思われるかもしれませんが、感染してから6ヶ月ほどたたないと検査で判定することが出来ません。

翌年、フィラリア薬を飲ませる前に必ず血液検査を受け、感染していないか確認しましょう。



 



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