猫の気持ち

猫は何歳からさかり出る・時期・どれくらいの期間・対策方法・手術・行動や症状・またたびは対策になるか

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猫は何歳からさかり出る

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猫は何歳からさかりが出るようになるの?

初期の発情は、メス猫は生後6~12ケ月を目安に、オス猫は生後3ケ月程度で精巣の成熟期を迎え9~12ケ月を目安に迎えます。

生まれた品種、環境によっても異なり、短毛種の猫は成熟期も早くさかりが早い傾向があります。

短毛種は生後6ケ月が目安ですが、長毛種は生後12ケ月ごろ発情を迎えるケースが多いようです。

体が成熟をしていれば、生後4ケ月程度でもさかりを迎える猫います。

猫のさかりが出る時期

猫のさかりが出る時期

メス猫は、2月~4月、6月~8月頃が目安となります。

温かい季節に出産をすると生存率が高くなる理由も含まれています。

また、日照時間が14時間以上になると発情するのも特徴です。

室内飼いの場合は、太陽光以外でも人工的な光でも発情するため、さかりが長くなる傾向があります。

成熟期を迎えたオス猫のさかりの時期は、決まっておらず一年中交尾が可能です。

メス猫の発情で繁殖時期を決めるため、猫の鳴き声が外で聞こえる時、猫の気配を感じた時は室内飼いであっても発情します。

猫のさかりはどれくらいの期間あるの

2~3週間を目安に定期的にさかりを迎えますが、本格的なサインは3日ほどで終わります。

交尾がない場合は、その後1~2ケ月程度の間があき、再びさかりが始まります。

初期の発情期の場合は期間も短いとされていますが、さかりの時期に入ると何度も繰り返します。

野良猫などは年に2、3回程度ですが、室内飼いの猫は住んでいる環境により1年中発情している猫もいます。

猫のさかり対処・対策方法

発情期に叱ったり、ゲージに閉じ込めたりするのは意味がないでしょう。

猫は接触をすることで排卵をする生き物のため、綿棒などで膣内を刺激し疑似体験をさせることで止める方法もあります。

とてもデリケートな部分のため、素人が行うのは危険を伴いますので獣医師の指導を受けてから行うようにしましょう。

交尾をした猫の9割が妊娠をするため、繁殖を望まない場合は異性の猫を近づけさせないのも有効です。

しかし、発情期を迎えて交尾ができない猫は、健康面や精神面で悪影響を及ぼします。

このため、不妊・去勢手術を受け発情期を抑える方法もあります。

猫のさかりに手術は有効?

さかりは猫が子孫を残すための行為のため、飼い主が止めることは出来ません。

このため、全身麻酔にてメス猫は卵巣子宮全摘出、オス猫は睾丸全摘出を手術が有効となってきます。

術後は発情が抑えられるため、時間の経過とともに性格も穏やかになっていきます。

発情期のストレスも減少するため寿命も延び、婦人科系の病気の予防や脱走などのリスクを減らせます。

ですが、発情期を経験したことない猫が手術のタイミングですので、体内に性ホルモンが残っている場合は、手術後も発情をするケースもあります。

猫のさかりってどんな行動や症状が出るの?

発情期を迎えた場合、お尻をつきあげる仕草や、腰を低くして後ろ足を足踏みし始めます。

ロードシスと呼ばれますが交尾を促すために、メス猫に多いとされる仕草です。

自分の存在を知らせるために鳴く回数も増え、床に体をこすりつける行為も目立ちます。

また、メス猫は犬と違い生理時の出血が見られないのも特徴です。

オス猫は、尿の回数が増え油性の分泌物をまいてメス猫を引きつけます。

スプレー行為と呼ばれますが、自分の力の強さを主張する意味や、他のオス猫を近寄らせないためです。

去勢をしていないオス猫の、スプレー行為は独特の臭いがあり悩まされる飼い主もいます。

オス猫はシニアになっても発情が治まることはないため、対策を考えなければいけません。

さらに、オス猫は夜中に鳴き続ける場合が多く、近所迷惑になるケースもあります。

体や、頭、首をこすりつける動きも多くなりますが、発情期の猫は普段と異なる行動をするため判断しやすいと言えます。

猫のさかりの時にまたたびとかでおとなしくなる?

発情期にまたたびを与えた場合、猫によって愛想が良くなる、よだれを垂らす、顎をこすりつけるなどの反応を見せます。

またたびに含まれているマタビタトン、アクチニジン、β-フェルエチニンアルコールが中枢神経に働くためです。

猫は口ではなく鼻を通じて脳を活性化しているため、またたびの成分を吸うことで5~15分程度リラックス効果が続きます。

ストレス解消に効果はありますが、またたびには持続性がありません。

すぐに慣れてしまう作用もあるため、さかりの時期であっても反応しなくなる可能性あります。

シニア猫になるにつれ反応しないと言われており、年齢問わず無反応の猫もいます。

摂取量が決まっているため、発情期に与えても一時的と考えます。

発情を抑えるためではなく、元気がない時、食欲がない時、コミュニケーションのひとつとして与えましょう。

 



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