Contents
犬の平均寿命はどれくらい?
犬を迎え入れる際、気になるのが寿命という方は多いのではないでしょうか。
出会いがあればいつか別れがある。
出来ればずっと一緒に過ごせればよいのですが、現実はそうは行きません。
私たち人間もそうですが、動物には平均寿命というのがあります。
犬の平均寿命はおよそ10~15年。
犬種によって多少差がありますが、犬にとって中年と言われる7~8歳になったころからは特に健康管理に注意する事。
人間と同様、元気に長生きするためには生活バランスを整えることが大切となります。
雑種犬の寿命ってどれくらい?
雑種犬と純潔な犬との明確な差はありませんがどちらかといえば純血犬よりも丈夫で長めと言われています。
それは様々な環境の中で適応できるよう変化していること、純血犬よりも遺伝性の病気がある確率が低いからです。
目安としては純血犬が10~15年、雑種が12~15年ほどです。
犬の寿命を人間で例えると?
犬の寿命を人間で例える見方にはいくつかの考えがあり換算方法が必ず正しいわけではありませんが、目安として犬の1歳を人間の18歳として計算し、1年ごとに4歳が加算される方法で計算すると、2歳ではおよそ22歳、4歳では30歳、10歳では54歳、14歳では70歳となります。
また、2歳以降を1年につき7歳を加算していく方法で計算すると、14歳では103歳となります。
換算方法で差がありますが、7歳になれば人間で言う中年と言われ、健康管理に注意し始める時期であることがわかります。
犬の寿命ギネス
果たして犬は最高で何歳まで生きた犬がいるのかというとギネスブックでは、29歳と5カ月であると記載されています。
1931年11月14日に安楽死したオーストラリアン・キャトル・ドッグのブルーイが最も長生きした犬であり、きちんと記録に残っています。
2016年に死亡した30歳まで生きたオーストラリアン・ケルビーの犬がいたと言われていますが、確かな書類が残されていないため、ギネス記録とはなりませんでした。
犬の寿命ランキング
一般的な犬種で寿命の長さのランキング形式でベスト3を挙げるとすると1位はマルチーズ。
平均寿命は14~15歳以上。小型犬で飼いやすく、病気も少なく愛らしさも抜群です。
2位はミニチュアダックスフンド。
平均寿命は14~16年。
ヘルニアなどの関節疾患の心配はありますが、その他の持病は少なく、長寿な犬種と言えます。
3位はヨークシャテリア。
こちらもミニチュアダックスフンドとほぼ同様の平均寿命ですが、糖尿病は気管虚脱などミニチュアダックスフンドよりもなりやすい病気の数が多いのでランキングが下がります。
しかし、遺伝による病気も無く、運動も良くする犬なので長生きする犬が多い犬種です。
その他パピヨンやチワワ、柴犬などが長寿です。
犬の寿命が近づくとどんな症状がでるの?
犬の寿命が近づくと体重が徐々に減り、活動量が減ってきます。
口臭がきつく、寝ている時間が長く、食が細くなり、排泄量も減ってきます。
老衰となると意識が朦朧となる回数が増えていきます。
このような状況になってきた場合は出来るだけ家族が寄り添い、そばにいて身体を優しくさすり、犬に話しかけてあげましょう。
寿命が長い犬種
日本国内で飼われている一般的な犬種の中で寿命が長い犬種は
マルチーズ
ダックスフンド
ヨークシャテリア
チワワ
パピヨン
トイプードル
柴犬
シーズー
ポメラニアン
などが挙げられます。
寿命が短い犬種
寿命が比較的短いと言われている犬種は小型犬よりも大型犬である場合が多いです。
それは成長スピートが小型犬よりも早いためです。
グレート・デーンと呼ばれる犬種は8年ほど。
ゴールデンレトリバーやドーベルマンなども9~11歳と短めです。
小型犬の中で短めな犬種はパグ。
これは鼻が短いため、息がしにくいためと言われています。