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ケアーンテリアの特徴
ケアーンテリア(ケアンテリア)は、日本では飼育頭数が少ないので、街で見かける機会が少ない犬種です。
顔の飾り毛のあるキツネのような見た目を持っていることと、幅広の頭と短いマズルが特徴的です。
中でも、ケアーンテリアの最大の特徴は毛の色で、同じ個体で一生のうちに何度も毛色が変わります。
黒、グレー、レッド、茶色、クリーム、ウィートン、ブリンドルなどさまざまな毛色の中でも、ブリンドルは、毛色がどんどん変わっていくところも珍しいです。
ケアーンテリアは、小さいからだでもパワフルなところがありますが、緑内障、網膜萎縮症、白内障などの眼科疾患と、腎臓病、皮膚疾患にかかりやすい傾向があります。
ケアーンテリアの性格
名前にもありますが、ケアーンテリアは「テリア系」の犬種なので、陽気で果敢でたくましく、活発で気が強い性格の傾向があります。
警戒心が強い犬種なので、家族以外の外部の犬や人には攻撃的に吠えるといった行動がみられますが、寂しがりな部分も持ち合わせているので、家族にはなつきやすいです。
ケアーンテリアをしつける方法
ケアーンテリアのしつけは、性格が気の強いテリア系の犬種のため、初めて犬を飼う人にとっては非常に難しいものになるでしょう。
動くものを追いかける習性があるので、急にボールや動くものを追って走り出したり、突然クルクル回りって走ったり、すれ違う犬に吠えたりすることが考えられるので、不安があるのであれば、月齢が若く性格が出来上がる前に、飼い主さんが指導を受けながら、ドッグトレーナーと一緒にしつけを行うことをおすすめします。
ケアーンテリアの寿命
ケアーンテリアの寿命は約12〜15歳で、小型犬の平均的な寿命と変わりません。
遺伝的な疾患としては、腎臓病、皮膚炎、甲状腺機能低下症、眼科疾患などにかかりやすい傾向があるので、定期的に健康診断を受けたり、病気が進行する前にできるだけ早い段階で動物病院を受診することが大切です。
ケアーンテリアの値段
ケアーンテリアの価格は、15〜35万円程度とされていますが、日本での飼育頭数が少ないため実態は把握しにくいです。
もし、海外から輸入する場合は、子犬の値段に加えて、別途輸送費や検疫に伴う保管費など場合によっては30〜50万円以上の費用がかかることもあります。
ケアーンテリアの里親はどこで見つけるの?
日本における飼育頭数が少ないケアーンテリアが保護される確率を考えると、動物愛護センターや保護団体で里親を見つけるのは非常に難しいでしょう。
ケアーンテリア専門のブリーダーやケアーンテリア好きな人が集まるコミュニティに保護犬の情報がないかを相談してみることや、インターネットを使って募集情報を探す方が効率的かもしれません。
インターネットを使った、里親募集サイトで犬を探す場合には、保護団体と個人のやりとりがあります。
もし個人と直接やりとりを行う場合には、後でトラブルが起こらないように注意するようにしましょう。