猫の健康管理

猫の歯ブラシについて・おすすめ・人間用は?やり方・頻度・嫌がる・噛む

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猫 歯ブラシ

Contents

猫と歯ブラシについて

猫の歯ブラシでおすすめ

・360°猫用歯ブラシ
通常の歯ブラシではプラスチックの部分が歯や歯茎にカチカチ当たり不快に感じることがありますが、この歯ブラシは360°ブラシが付いています。
0.05mmの超極細毛が歯間に入り歯垢を除去します。

・マインドアップ 猫口ケア 歯ブラシ
猫の口のサイズに合わせたヘッドを採用しています。
ブラシの部分は、柄に対して15°傾斜しているので磨きやすくなっています。

・マインドアップ 猫口ケアティース
極小のヘッド部分に1束の細長い毛が付いたタイプのブラシです。
研磨剤をが配合されたシリコン製ブラシで、磨きやすいです。
歯間や歯周ポケットの細かい部分の汚れをしっかりかき出します。

猫の歯ブラシは人間用でもいい?

人用の歯ブラシは猫にとってはサイズが大きく固めに作られたものが多いので、嫌がる子が多いようです。

小児用の歯ブラシであればヘッド部分が小さく、柔らかく作られているので猫が嫌がらなければ小児用の歯ブラシを使用してみても良いでしょう。

但し、人用の歯磨き粉は猫にとって害のある成分が含まれている可能性があるので使用は控えましょう。

猫が歯ブラシを噛むのでできない

猫 歯ブラシ

猫は我慢が苦手な生き物なので、特に成猫になってから始める歯磨きは困難です。

缶詰めの汁を付けたり、歯ブラシで顔周りをブラッシングして歯ブラシが良いものと印象付けましょう。

歯ブラシを噛むことをやめない場合には、歯ブラシは使わずに歯磨きシートやデンタルジェルなどのデンタルケア製品を使用して磨きましょう。

猫の歯ブラシのやり方

歯ブラシはなるべく猫用の物を選びます。

ヘッド部分が小さく毛が柔らかい物がお勧めす。

毎日行う場合は、1ヶ月に1回を目安に新しい物に交換しましょう。

ブラシには水やぬるま湯、缶詰めの汁などを付けます。

脇を閉めて鉛筆を持つと力が入りすぎないので、歯茎を痛めずに磨けます。

歯ブラシを当てる強さは手の甲に当てて動かした際に少しくすぐったく感じるくらいです。

歯磨きは猫が一番リラックスできる体勢で行います。

歯ブラシの毛束を歯軸に対して45度の角度をつけて磨きます。

歯と歯茎の間(歯肉溝)に毛先を入れるイメージです。

歯の表面を磨くには、歯ブラシを歯に垂直に当てて円を描くように歯と歯茎を磨きます。

切歯から磨き始め、慣れきたら犬歯、臼歯の方へ移動させます。

可能であれば裏側にも歯ブラシを当てます。

少しずつ磨ける範囲が広がっていくことが理想です。

猫が歯ブラシを嫌がる

猫は歯ブラシを嫌がる子が多く、我慢することも苦手です。

成猫になってからいきなり歯磨きを習慣にしようとしても難しいので、仔猫のうちから少しずつ慣らしておくことが大切です。

歯ブラシを嫌がる理由はいくつかあります。

固いブラシが歯茎に当たり、痛みを感じることで嫌がる場合もあります。

歯ブラシを湿らせずに歯を磨くことで歯に擦れるように当たり、不快に感じる子もいます。

また、嫌がる猫に対してしつこく歯磨きをすることも、歯ブラシを嫌いになる原因になります。

奥まできれいに磨こうとしたり、一度に全ての歯を磨こうとするのではなく、嫌がり始めたら中断して忘れた頃にまた磨きましょう。

猫が歯磨きに慣れるには、飼い主さんが根気強く時間をかけて徐々に慣らしていく必要があります。

猫が歯ブラシに慣れるまで数週間かかると考えましょう。

猫が歯ブラシを好きになるよう、好みの味の歯磨きペーストや缶詰めの汁、マタタビの粉などを付けてブラシを舐めさせたり、歯ブラシで顔周りをブラッシングしてみるなど、歯磨きが良いものだと覚えてもらいましょう。

歯茎が赤くなっている場合は、歯肉炎などの歯周病になっている可能性があります。

この状態で無理に歯を磨くと猫は強い痛みを感じるので、歯磨きが嫌なものだと記憶し、次から歯ブラシを見ると逃げるようになってしまいます。

歯周病の疑いがあれば、先に動物病院で治療を受けましょう。

猫の歯ブラシの頻度

猫が歯ブラシを嫌がるようであれば、まずは週に1回くらい磨くことから始めましょう。

猫の歯垢は10日~2週間ほどで歯石に変わります。

歯石になると歯ブラシでは落とせなくなるので、歯石になる前に落とすことが大切です。

歯磨きをしない日も、ブラシに缶詰めの汁などを付けて舐めさせていると歯ブラシが好きになります。

歯磨きを嫌がらずに受け入れてくれるようになれば、毎日の習慣にしましょう。

 



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