猫の健康管理

猫の散歩・必要性・させる方法・ストレス・時間帯・おすすめのハーネス・リード

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猫 散歩

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猫の散歩について

猫の散歩の必要性

室内できちんとした飼育環境が整っていれば、必ずしも必要ではありません。
散歩中に突然犬に遭遇したり、車やバイクの音を聞きパニックになり、爪を立てて暴れることで飼い主さんがリードを離してしまう可能性もあります。
脱走していまうと、交通事故や迷子だけでなく、他の猫や犬とのケンカによる怪我や伝染病に感染するリスクもあります。
また、完全室内飼いの猫が1度散歩に行き外の世界を知ることで、飼い主さんの都合で散歩に行けない日でも外に出してほしくて大声で鳴くようになるかもしれません。
中には、上手に散歩できる猫もいます。
きちんと飼い主さんと一緒に歩いている子もいれば、抱っこされたり肩に乗って景色を楽しんでいるような子もいます。
ハーネスやリードに慣れておくことで、災害避難時に役立つこともあります。
散歩に向く子・向かない子がいるので、外で自由に過ごす野良猫を見て「うちの子も外が好きなはず」と散歩を無理強いしないことが大切です。

猫を散歩させる方法

散歩に必要な物は、ハーネスとリードです。
犬のように首輪で散歩する方法もありますが、後ずさりしたときに簡単に抜けてしまうことがあるのでハーネスをお勧めします。
いきなり散歩に出すのではなく、まずはハーネスに慣らせます。
家の中でハーネスを付け、すぐに餌やおもちゃを与えて気をそらせましょう。
慣れてきたら、リードを付けて家の中を散歩させます。
猫が嫌がる様子が無ければ、まずは家の庭や近所を散歩してみましょう。
猫は環境の変化に敏感であり、大きな物音や他の生き物との遭遇で突発的に動いてしまうことが多いので、事故を避けるためにも車や自転車の通りが多い道や、子供の通学路などは避けましょう。
散歩に理想的な場所は、静かな公園や住宅街です。
散歩中に起こり得るトラブルとしては、
猫が首輪やハーネスからすっぽり抜けてしまう
飼い主さんがリードを離してしまう
塀など高い所に登り反対側に落ちる
野良猫が突然襲ってくるなどがあります。
猫はパニックになると飼い主さんが見たこともない暴れ方や行動を取ることがあります。
起こり得るトラブルを想定し、引っかかれないよう爪を切っておいたり周りの環境を良く見ながら散歩しましょう。

猫の散歩用おすすめハーネス・リード

猫 散歩

ハーネスには2タイプあり、紐の間に前足を通すたすき掛けのような形状の物と、ベストの洋服のような物に紐が付いたタイプの物があります。
紐のハーネスは軽量で動きやすく、ベストタイプよりも比較的安価ですが、猫の体から抜けやすく、身体に食い込みやすいため嫌がる子が多いようでです。
ベストタイプはハーネスと違い、面で支えるので紐の締め付け感が無く慣れやすく脱走の心配も少ないですが、動きは多少制限されます。
ベストタイプがお勧めですが、その子によって合う・合わないがあるので、猫にとって良いものを選びましょう。
リードは、長すぎると猫の動きをコントロール出来ず事故の元になるので、1~1.5mくらいの物を選びましょう。

猫に散歩させるとストレス発散になる?

元々屋外で生活していた猫や普段から散歩に慣れている猫であれば、景色を見たり、鳥や虫の声を聞いたり、風を感じることでストレス発散になることがあります。
完全に室内飼いの猫にとっては屋外は別世界であり縄張りの外ですから、散歩に連れ出すことで逆にストレスを感じることもあります。
また、屋外に出なくても、ハーネスやリードを付けることに慣れていない子はこれらを付けるだけでもストレスを感じていることがあるので、猫の様子を良く観察しましょう。

猫に散歩させるならおすすめの時間帯

暑い時期にはなるべく早朝や夜遅くなどの涼しい時間帯を選びましょう。但し、真夏では昼間のうちに熱をもったコンクリートが夜になっても熱いままの場合があるので、散歩に出す前に飼い主さんが地面を触り、冷めていることを確認しましょう。
寒い季節は晴れた暖かい日の日中に出すことをお勧めします。嫌がらなければ服を着せても良いでしょう。
春や秋の快適な気候の季節であれば、あまり時間帯を気にする必要はありませんが、夕方になると交通量の増える道路などは避けましょう。

 



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