犬の病気

犬のマラセチアの原因・他の犬や人にうつるのか・皮膚炎・薬・治療方法・気を付けたい食事

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犬のマラセチアについて



犬のマラセチアについて

犬のマラセチアの原因

マラセチアは酵母様真菌(カビ)です。

犬の口の周りや耳、指の間、肛門などに常に存在する菌であり、健常な皮膚では悪さをすることはありません。

アレルギーや接触性皮膚炎などにより炎症を起こしたり、皮脂が過剰に分泌することによりマラセチアが増殖する条件が整うとマラセチア症を発症し、外耳炎などの皮膚のトラブルを引き起こします。

また、甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症、糖尿病などの内分泌の病気や代謝異常も脂漏症を助長してマラセチアの増殖を誘発します。

アメリカン・コッカー・スパニエル
シー・ズー
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア
などに多くみられます。

犬のマラセチアは他の犬や人にうつる?

マラセチアは皮膚の常在菌であり、他の犬や人にうつるということはありません。

また、犬と人では異なる種類のマラセチアが常在しています。

もし他の犬や人がマラセチア症を発症した場合は、その犬や人自身が元々もっていたマラセチアがアレルギーなどにより増殖し、悪さをしているということになります。

犬のマラセチアの薬と治療方法

抗菌作用や脱脂作用のある薬用シャンプーを使ったシャンプー療法や、抗真菌薬の内用薬や外用薬による治療があります。

マラセチア症の原因となる病気があれば、その病気に対する治療が必要です。

シャンプーは理想的には週2回から実施します。

2~3週間後に改善したならば週1回くらいに減らすことも可能です。

皮膚の赤みや痒みなどの症状が改善されたからと自己判断で治療をやめてしまうと、多くの場合すぐに再発してしまいます。

治療については獣医さんの指示に従いましょう。



犬のマラセチアで気おつけたい食事

マラセチアは脂を栄養源として増殖します。

脂分の多いジャーキーなどを与えると、余分な脂は皮膚の表面に出て、脂漏症などを引き起こし更にマラセチア症を誘発してしまいます。

余分なものは与えず、皮膚のバリア機能を高めるためにも栄養バランスのとれた食餌を与えることが大切です。

また、原因が食物アレルギーであれば、アレルギー用の療法食を与えることで症状が改善されることがあります。

マラセチアで皮膚炎がある時に気を付けたいこと

マラセチアによる皮膚炎があるときは薬用シャンプーによる治療を行いますが、洗いすぎにより皮膚が過剰に乾燥してしまうと反って皮脂の分泌量が増えてしまいます。

洗いすぎには気をつけ、乾燥するようであれば保湿剤の併用も検討する必要があります。

また、マラセチアの治療で使用する抗真菌薬には、副作用として嘔吐・下痢・食欲が無くなる・肝機能障害を起こすことなどがあります。

副作用が現れたら使用を中止し獣医さんに報告しましょう。

もし肝機能に不安があれば、検査についても獣医さんに相談してみましょう。



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