犬の体調不良からくる症状

犬が震える理由

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犬が震える理由



犬が震える理由をいくつかあげます

犬が震える理由

犬が震える理由は様々なものがありますが、寒さや恐怖感などによる生理的な震えや、発熱や神経症状などの病的な震えなどがあります。

・寒さによるもの
犬も人と同じように、寒さを感じると震えます。
寒さによって体の熱を奪われると、身体は熱を産生するために筋肉をぶるぶると震わせます。
これが寒さによる震えです。
子犬や高齢犬、病気などにより体力を消耗した犬は体温調整が苦手なため、寒い場所に長時間放置されると低体温症になる危険性があります。
低体温症になると震えの他に意識の消失・瞳孔が縮む・呼吸がゆっくりになる・心拍数や血圧の低下といった症状が現れます。
低体温症になった場合の自宅での対処法は、身体が濡れていればまず乾かし、毛布でくるんだりドライヤーを使用して身体を温めます。
体温が36℃を下回ると危険です。一刻も早く動物病院を受診しましょう。

・恐怖・不安
小型犬に多く見られますが、花火などの大きな音を聞いたり、苦手な犬や人に会って恐怖を感じたときに震えが起こります。
また、怪我の処置や注射などで痛い思いをした動物病院の近くに来たときに震えることもあります。
犬が恐怖や不安で震えているときにむやみに手を出すとパニックになり咬みついてくることもあるので、優しく声をかけるなどして安心させてあげましょう。

・老化
老化によって筋力が衰えると、立っている時に体重を十分に支えることが困難になり、後足が震えるようになります。
外出を嫌がったり散歩を面倒くさがり歩かないこともありますが、健康であれば出来るだけ散歩に連れ出しましょう。
歩かなくなると、更に筋力が落ち老化が進行してしまいます。
また、適度な運動は認知症の予防にもなります。
但し、怪我や病気により歩きたがらないケースもあるので、様子をよく観察し必要があれば動物病院を受診しましょう。

・痛み
怪我や腹痛、手術などで痛みを感じているときに震えることがあります。
痛い場所があると震え以外に、浅く早い呼吸をする・動かなくなる・触るとキャンと鳴く・抱っこを嫌がるといった様子もみられます。

・てんかん発作
痙攣発作を繰り返す病気です。
遺伝による先天的なてんかんと、脳の腫瘍などによる後天的なてんかんがあります。
また、全身の痙攣を起こすものと四足の一部や顔が痙攣するような部分発作があります。
てんかん発作を起こすと痙攣の他、意識の消失や失禁、大量のよだれなどを示すことがありますが、発作後は徐々に正常に戻ります。
発作の最中はむやみに大きな声をかけたり触ってはいけません。
周りにある怪我の元になりそうな物をどかし、犬の安全を確保しましょう。

・中毒
中毒によって震えが引き起こされることもあります。
中毒の症状は様々で、急激なショック症状を示し死に至る場合もあれば、軽い下痢や腹痛で済むこともあります。
犬にとって中毒の原因となるものには、ユリ科やネギ科、ナス科などの植物によるものや、毒ヘビやヒキガエル、スズメバチなどの動物や昆虫によるものがあります。
また、灯油やガソリンに含まれる炭化水素や煙草の煙、ボツリヌス菌、マカダミアナッツなども中毒の原因となります。

・発熱
発熱には様々な原因があります。
身体を冷やし一時的に熱を下げても、発熱の原因となる病気を治療しない限り熱は下がりません。
ウイルスや細菌と戦う熱を下げてしまうことで反って熱の原因となる病気の治りを遅らせてしまう可能性もあるので、なるべく早く動物病院を受診しましょう。
自宅でケアする場合には、なるべく風通しが良く涼しい場所で安静に過ごさせます。
服を着ていれば脱がせ、首輪や胴輪を外し呼吸を楽にさせます。
熱が非常に高いときは冷水のシャワーを浴びせたり水風呂に浸けて急速に熱を下げる必要があります。
水分も十分に摂取させることも大切です。

・ホワイト・ドッグ・シェイカー・シンドローム
原因は不明ですが、免疫疾患と考えられています。
「白い犬のふるえ症候群」とも呼ばれ、当初はウエスト・ハイランド・ホワイトテリアやマルチーズなど白い犬にのみ発生が確認されていましたが、現在ではどの色の犬種でも確認されています。
小型犬に多くみられます。
全身がぶるぶる震える症状が特徴的で、悪化するにつれ眼振や痙攣を起こすことがあります。
確定診断は困難でCT検査やMRI検査を行っても異常が認められないことがありますが、脳脊髄液に異常が見つかる場合があります。
ステロイドによる治療が有効で、痙攣を起こすようであれば抗てんかん薬を使用します。



 



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