犬の健康管理

犬の歯石取りの方法・歯石除去費用・予防方法

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犬の歯石



犬の歯石

犬の歯石取りの方法

歯垢は自宅で落とすことが出来ますが、歯石取りは専門知識が必要なので動物病院に任せましょう。

歯石取りを行う際は、必ず全身麻酔をします。

無麻酔での歯石取りは歯の見えている部分だけをきれいにするだけなので、歯周病の予防や治療にはなりません。

また、処置の最中犬が暴れてしまうと大変危険です。

麻酔を行う際は事前に安全に麻酔がかけられるかどうか確認する必要があるので、血液検査やレントゲン検査を行います。

注射による麻酔処置後に気管チューブを挿入し、吸入麻酔で維持管理しながら歯石取りを行います。

初めに歯石取り用のペンチなどで大きな歯石を除去し、歯周ポケットの深さをプローブという器具で評価します。

そして、超音波スケーラーを使い歯の見えている部分だけでなく、歯の内側や歯間、歯周ポケットの歯石・歯垢を除去します。

スケーリング後の歯は表面がざらざらしており歯垢や歯石が付きやすいため、歯の表面を滑らかにするためのポリッシングを行います。

犬の歯石除去費用

歯石除去する場合には、歯石除去代の他に診察料・血液検査代・麻酔処置代・レントゲン代などがかかります。

施術内容や動物病院によって料金には大きな差がありますが、2万円~4万円程です。

抜歯の有無によっても費用は変わります。

また、歯周病を伴わない場合の歯石除去は治療と判断されないため、保険の適用外となるので注意しましょう。



犬の歯石予防

歯周病予防には、若いときからの自宅でのケアが大切です。

また、歯石除去の処置をした後も再び歯周病にならないようにケアしていくことが重要です。

十分にケアを行うには、歯ブラシを使ったブラッシングが最も効果的です。

ご褒美を使いながら歯磨きを行い、歯ブラシが嫌なものではないと条件付けましょう。

いきなり歯ブラシを使うと犬は警戒するので、まずはご褒美を使いながら口周りを触ったり、口唇をめくることに慣れさせます。

慣れてきたら、歯を喜んで触らせるようにするため味の付いた歯磨きペーストや缶詰めの汁を歯ブラシに付けて歯磨きを行います。

嫌がるようであれば無理をせず、簡単な場所からやり直します。

1~2週間程度時間をかけながら、少しずつ磨ける部分を増やします。

歯磨きはしつけの一部として行うことが望ましく、毎日の食餌やおやつを与えるときに習慣として行うことが大切です。

歯ブラシ以外にも、下記のようなデンタルケア製品を使う方法もあります。

・ガーゼ・軍手
歯ブラシが苦手な犬に歯磨きの練習として使います。
乾いた状態でこすると痛みを伴うので、水に濡らしてから使用します。
歯周ポケットの歯垢を取ることは出来ません。

・デンタルスプレー
口腔内の衛生状態を改善するためのスプレーが販売されています。
代表的なものに株式会社ミネルヴァの「LEBAⅢ(リーバスリー)」があります。
口腔内環境を整え、歯石除去の効果があるとされています。
歯ブラシと併用できるとなお効果的ですが、この製品を使用する時には歯磨きペーストやデンタルジェルは使用せず、水だけでブラッシングします。
スプレーを嫌がる場合には口腔内にスポイトで滴下することも可能です。

・デンタルロープ・噛むためのおもちゃ
固い製品は歯が折れてしまうので与えないようにします。
また、噛んでも壊れない物を選びましょう。
噛むことにより唾液の分泌が促されるため、ある程度の予防効果が期待できますが、歯周ポケット内の汚れを落とすことは出来ません。

・おやつ
歯垢・歯石の沈着を防ぐ効果のある様々な製品が販売されています。
ガム・ビスケットなどがありそれぞれ歯をきれいにする効果が期待出来ますが、やはりブラッシングほどきれいには出来ません。

・フード
歯周病のときに固いフードを与えると口が痛そう、という理由で缶詰めなどウエットタイプのフードやセミモイストのフードを与えたくなるかもしれませんが、これらは歯につきやすいため反って歯垢がたまりやすくなり歯周病を悪化させる可能性があります。
ドライフードは、粒が小さいと飲み込んでしまうこともありますが噛むことで唾液が分泌されるので、ウエットフードに比べ歯垢が付きにくいと言えます。
ヒルズコルゲート株式会社の「t/d」は歯と歯茎のケアのために作られている製品です。
通常のドライフードよりも粒が大きく、噛むことにより歯垢が落ちます。
また、歯肉炎の管理に役立つ効果があると科学的に証明されています。



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