シンガプーラの特徴
1981年頃に血統種登録された比較的新しい品種です。
原産国はシンガポールで短毛種。
成猫でも2キロ前後にしか成長しないため、世界で一番体型が小さいのが特徴でしょう。
筋肉質な体型でしっぽは長めです。
毛色は濃淡色がまじり合っている渋いブラウンですが、被毛が輝いてみえるため絹のように美しい猫です。
シンガプーラの性格
人間が大好きで好奇心が旺盛です。
運動が好きなため、飼い主目がけて飛びかかってくるケースも。
留守番が苦手と言われるほどですので、人への依存心が強いです。
他の動物に対しても嫉妬心が強い傾向があり、飼い主を独占しようとします。
このため多頭飼いなどの生活は難しいでしょう。
賢い品種ですので「しつけ」は必要としませんが、コミュニケーション不足で脱毛や食欲不振になりやすいでしょう。
シンガプーラの寿命
10~15年ほどで平均的な寿命の品種です。
遺伝子の疾患が多いので遺伝性の貧血や、血液の病気、心臓の病気にかかりやすいと言われています。
さらに東南アジア産まれのため、高温多湿の環境を好み寒さが苦手です。
環境の変化に気をつけて食欲不振や、多飲多尿などを注意するとよいでしょう。
シンガプーラと抜け毛
ストレスか溜まっている時に、抜け毛や脱毛が多くなるので注意をしましょう。
運動不足やコミュニケーション不足は、猫にストレスを与えます。
グルーミングの回数が多いと、ストレスがあると言われています。
高さのあるキャットタワーの設置や、走り回れる環境を多めに作りましょう。
お手入れはブラッシングで十分ですが、1日1回のブラッシングを目安に行ってください。
シンガプーラの値段
世界的にみても数銭匹しか存在していないので、他の品種に比べて高めです。
このため25万前後が相場のようです。
猫も繁殖期があるため、理想体型の猫がすぐに見つかるとは限りません。
こまめに猫の情報などをチェックしておくことをオススメします。
シンガプーラの里親はどこで見つけるの?
ペットショップを通さない「ブリーダー」は全国に存在します。
寒い地域より、関東から西日本にかけて多いかもしれません。
「みんなのシンガプーラ子猫グリーダ専用サイト」などもあるので検索をしてみてはいかがでしょうか。
またペットショップでも購入できます。
ペットショップの場合は、コンテストなどで優勝した親猫から産まれた子猫は値段が高くなる傾向があります。
きちんと血統証を把握しないまま安く購入をした結果、混合種だった話をよく聞きます。
ブリーダーの方が安い傾向にありますが、親猫の血統証はきちんと確認すべきでしょう。