犬の食べ物

犬に果物は必要か・与える量やいい果物ダメな果物・おすすめの果物

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犬に果物は必要か

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犬と果物について

犬に果物は必要か

犬は肉食性ではなく雑食性の生き物なので、肉たけでなく果物を与えても問題ありません。

ですが、雑食性動物は食物繊維を消化する酵素を持っていないので「消化できない果物類を犬に与えるのは間違っている」と考える人もいます。

しかし、消化できない食物繊維は、水と一緒になって尿や便として排出され、この時に腸が刺激されることで便秘が改善されます。

なので、食物繊維を多く摂ることで腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが保たれます。

犬にとっても果物は体にいい食べ物と言えるでしょう。

しかし、果物の中でも犬にとって毒となる物もあるので与える前に確認することが重要です。

犬に与えてもいい果物の量

犬の大きさによって果物を与えていい量が変わってきますが、与える量の目安として1日の食事量(餌)の10%を目安にして与えましょう。

果物を与える時は餌を10%少なめにして与えるようにすることで肥満予防になります。

例)1日の餌の量が100gならその10%を引いた10gが与えて大丈夫な果物の量です。その日に与える餌の量は10g減らして与えて下さい。

犬が食べていい果物ダメな果物

【犬が食べても大丈夫な果物】
・りんご
・バナナ
・梨
・柿
・いちご
・スイカ

※与えても大丈夫な果物ですが、種は中毒物質を含む物もあるため、取り除いてから与えて下さい。

【食べても大丈夫だけど注意が必要な果物】
・みかん
茎・葉・外皮には中毒性物質が含まれるので注意が必要ですが、果実は与えても問題ありません。

・さくらんぼ
茎・葉・外皮には中毒性物質が含まれるので注意が必要です。
果実は与えても大丈夫ですが、まれにアレルギーが出る子がいるので注意が必要な果物です。

・キウイ
カロリーが高く、食物繊維が多いので与えすぎると下痢になります。
与える量を十分に注意し、キウイの皮と種は消化に良くないので取り除いてから与えましょう。

・ブルーベリー
食物繊維を多く含んでいるので与えすぎると下痢になります。

・パイナップル
カロリーが高く、食物繊維が豊富なため与えすぎると下痢になります。

・桃
茎・葉・外皮には中毒性物質が含まれるので注意が必要ですが、果実は与えても問題ありません。

・マンゴー
糖分が高く、与えすぎると下痢を起こします。
またアレルギーになりやすい果物なので様子をみながら与えましょう。

・デコポン
外皮に中毒性物質を含むものがあります。
与える時は薄皮なども綺麗に取り除き、実の部分のみ与えて下さい。

【犬が食べてはダメな果物】
・ぶどう
腎不全・下痢などの症状がでますがその原因は明らかにされていません。

・プルーン
呼吸困難やショック症状を引き起こす危険があります。

・ドライフルーツ
糖質を多く含むので、下痢や肥満の原因になります。

・いちじく
中毒物質となるソラレン・フィシンが含まれるので与えてはいけません。

・レモン・グレープフルーツ
中毒症状を起こす可能性が高いので与えてはいけません。

犬におすすめの果物

・リンゴ
食物繊維やビタミンCを多く含み、利尿作用や高血圧の予防、疲労回復などが期待できます。

・バナナ
植物繊維やビタミンなどの抗酸化作用による老化防止、高血圧予防に効果的です。

・梨
消化酵素が多く含まれるため、消化機能が衰えたシニア犬に与えると効果的です。更に、アミノ酸も含まれるので疲労回復に役立ちます。

上記の果物は入手しやすく定期的に与えても問題ありませんが、種や皮を取り除き、与えすぎには気をつけましょう。

犬におすすめの果物のおやつ

犬におすすめの果物のおやつ

犬におすすめの果物には、りんご・バナナ・梨の他にもいろいろあります。

・柿
柿にはビタミンC、A、タウリンが豊富で体調を整え、抗酸化作用により犬の元気をサポートしてくれます。

・いちご
いちごにはビタミンCが多く含まれることからビタミンCを生成する機能が衰えているシニア犬やストレスをかかえた犬に適している果物です。

・スイカ
スイカはフルーツの中でも水分量が多く食欲がなくても甘みがあるため、好んで食べる子が多くいます。
夏バテ防止効果に適した果物です。

上記の果物は比較的に犬にとっては体にいい果物ですが、与えすぎると下痢なので症状がでるので気をつけましょう。

 



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