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犬のしつけはいつからすればいいの？
犬は、生後３〜１２週頃に生活の基本的なことを学び身につけていきます（社会化期）。
この時期からしつけを開始すると身に付きやすいと言われています。
しかし、この時期を過ぎてからでも手遅れではありません。
日々の犬との関わりを大切にして、信頼関係を築いていく事が大切です。
犬が吠えるのをしつけする方法
犬が吠える理由は、「怖がっているとき」、「何かして欲しい事があるとき」の２つです。
吠える犬をしつけるときのポイントは３つあります。
・大きな声で叱らない
大きな声で叱ると、飼い主のまねをして犬も吠える事をやめません。
飼い主のまねをして更に吠えることもあるので、大声で叱るよりも吠える原因を取り除いてあげる事が大切です。
・怖がっている原因を取り除く
犬が吠える時は何かに警戒したり怯えているのかもしれません。
知らない人に吠える場合、その人からおやつを貰うことを繰り返していると警戒心が解けていき吠えなくなります。
散歩中の他の犬に吠えてしまう場合はなるべく見えないように避けて歩いてあげ、吠えないで済むような環境を作ってあげる事も１つです。
・犬がして欲しい事をしてあげる前に、何かルールを決める
「撫でて欲しい」「散歩に行きたい」など、犬はして欲しい事があると吠える事があります。
吠えれば要求が通ると思ってしまうと、その度に吠えるようになります。
何かしてあげる前に、「スワレ」や「伏せ」などをしてからにするというルールを決めるのも１つの方法です。
犬が噛むのをしつけする方法
犬は生後４、５ヶ月〜７、８ヶ月に乳歯から永久歯に生え変わります。
この時期は歯が生えてくる違和感で何かを噛みたがります。
また、遊びの一環、縄張りを守るため、恐怖心からなど様々な理由で噛むことがあります。
噛み癖を治す方法を２つご紹介します。
・環境を整える
まず、噛んで欲しくない物を噛まないように環境を整えてあげましょう。
台所や洗面所には入れないようバリケードを設置することや、本や雑誌は犬が届かない所に置くなどです。
・犬が噛んでも良いおもちゃを用意する
〈しつけ方法〉
おやつと犬の喜ぶおもちゃを用意しておきます。
犬が家の物や人の手を噛んでいる時、犬の鼻先におやつを持っていき噛んでいる物を離させます。
そのまま伏せやおすわりの姿勢をとらせ、おやつを与えます。
その後、犬が噛んでも良いおもちゃを噛ませてあげて下さい。
これを繰り返すと噛み癖が改善されていきます。
犬のトイレをしつけする方法
犬のトイレのしつけは、家に犬を迎え入れた日から行いましょう。
散歩中に用を足すようにしている人も多いかもしれませんが、犬のおしっこが他人の家の一部や所有物にかかってしまうとトラブルの原因になる事もあります。
〈しつけ方法〉
・犬用のペットシートとトイレ用のトレーを用意してトイレの準備をします。
ケージやサークルで囲っておいてもOKです。
また、トイレは犬の食事や遊ぶスペースとは離れた所に設置しましょう。
・犬がトイレしたがるそぶり（同じ所をぐるぐる回る・床をにおう等）を見せたら、犬をトイレに連れて行きます。
出来たらおやつをあげたりして褒めてあげます。
根気がいりますが、繰り返して教えましょう。
犬をしつけるのにたたく行為はどうなの？
犬をしつける時にたたくと、一見効果的に思えます。
しかし、たたかれる事に恐怖心を抱いた犬は人の手を見ると怖くて反射的に噛み付いてしまう事があります。
犬にとってたたかれる事は大きなストレスになります。
恐怖心で犬を征服するのではなく、犬との信頼関係を築いていきたいですね。
犬のしつけ教室
・DOG SCHOOL Visse YOKOHAMA（神奈川県）
体罰を与えることなく、犬に人と共に生活すための習慣をつけるという形でしつけをしています。
・阪急はハロードッグ西宮阪急店（兵庫県）
しつけの他、ブティックやビューティーサロン、一時預かり、ヘルスケア等のサービスも行っています。
・ドッグスクール JOY（岐阜県）
愛犬と一緒にトレーニングを受けられたり、ドッグスポーツの教室もあります。
・NPO法人 アニマルセラピー教会 犬のしつけ教室（広島県）
１コース６回のしつけ教室があります。単発での利用や出張サービスも行っています。
・Wan Life(福岡県)
全６回のプログラム。ビギナープログラムでは、しつけだけでなく犬のケア（ブラッシング、歯磨き）についても学ぶ事が出来ます。訪問レッスンもあります。
