猫の体調不良からくる症状

猫が震える理由・病気や老化・中毒・環境など

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猫 震える




猫が震えるのはなぜ

猫が震える理由

猫が震える理由

・恐怖、不安
猫は臆病なので、大きな音が非常に苦手です。
花火の音や物が落ちる音、犬の鳴き声を聞いて震えることがあります。
また、苦手な人や犬に遭遇して恐怖を感じたときにも震えが起こります。
動物病院の診察台に乗せられて震えることもあります。
猫が恐怖や不安で震えているときにむやみに手を出すと、パニックになり引っかいたり咬みついてくるなど飼い主さんが予想出来ない行動を取ることもあるので、優しく声をかけるなどして安心させ、落ち着くまで待ちましょう。

・寒さ
人と同じように、猫も寒さを感じると震えます。
低体温になると、身体は筋肉を細かく振動させることにより熱を産生します。
この体温調節のための震えを「シバリング」と言います。
仔猫や高齢猫、病気などにより体力が低下している猫は体温調整が苦手なため、寒い空間に長時間放置されたり身体が濡れたままでいると低体温症になる危険性があります。
猫では体温がおおむね37度を下回ると低体温症とされています。
低体温症になると震えの他に
意識の消失
瞳孔が縮む
血の気が無くなる
心拍数や血圧の低下
筋肉の硬直といった症状が現れます。

低体温症になった場合には、まず暖かい場所に移動させ、身体が濡れていれば乾かし、毛布でくるんだりドライヤーを使用して身体を温めます。
加温器具の温度は41~42度が推奨されています。
暖めすぎは熱中症や火傷の原因となるので気をつけましょう。
また、応急処置後は早急に動物病院を受診しましょう。

・老化
老化により筋力が低下すると、起立時に体重を支えることが困難になり、足が震えるようになることがあります。
歩行時にふらついたり、トイレで排泄する時にバランスを崩し転んでしまうこともあります。
筋力の低下以外でも怪我や病気により足が震えるケースもあるので、老化と決めつけず病気などの疑いがあれば動物病院を受診しましょう。

・痛み
病気や怪我、手術などで痛みを感じているときに震えることがあります。
痛みを感じていると震え以外にも浅く早い呼吸をする
部屋の隅でじっと動かなくなる
触ると怒る
抱っこを嫌がるといった様子が見られることもあります。

猫は他の動物と比べ痛みを感じているときにあまり表情や行動に出さない生き物なので、飼い主さんがしっかり様子を観察して変化に気づけるようにしましょう。

・発熱
発熱は様々な原因で起こります。熱の原因がウイルスや細菌による感染症だった場合、保冷剤などで身体を冷やし一時的に熱を下げても、発熱の原因を治療しない限り熱は下がりません。
感染症と戦う熱を下げてしまうことで反って熱の原因となる病気の治癒を遅らせてしまう可能性もあるので、早めに動物病院を受診しましょう。
自宅でケアする場合には、なるべく風通しが良く、直射日光に当たらない涼しい場所で安静に過ごさせます。首輪や服を装着していれば外し、呼吸を楽にさせます。
熱中症の疑いがある場合は、濡らしたタオルで首や胴体部分を包んだり霧吹きをして急速に熱を下げる必要があります。
水分が摂取出来るようであれば十分に与え、早急に動物病院を受診します。

・中毒
中毒により震えることもあります。
症状は様々で、急激なショック症状を示し死に至る場合もあれば、軽い下痢や腹痛で済むこともあります。
猫にとって中毒の原因となるものには、ユリ科やネギ科、キク科などの植物や、毒ヘビやヒキガエル、スズメバチなどの動物や昆虫などがあります。
特にユリは猫にとって危険性が高く、花や茎、葉を噛んだり、食べたりすると中毒になります。ユリの花を生けた花器のお水を飲むだけでも中毒を起こすとの報告があります。
また、灯油やガソリンに含まれる炭化水素や煙草、アロマオイルなども中毒の原因となります。

・その他病気によるもの
震えを起こす代表的な病気としててんかんが挙げられます。
痙攣発作を繰り返す病気で、遺伝による先天的なてんかんと、脳の腫瘍などにより後天的に起こるてんかんがあります。
また、全身が痙攣するものと四足や顔など身体の一部が痙攣する部分発作があります。
猫がてんかん発作を起こすと痙攣のほか四肢の硬直・口から泡を吹く・失禁・遊泳運動・後ろにのけ反る・意識の消失などが見られることがありますが、通常発作の時間は数分で、徐々に正常に戻ります。
重度の場合は発作を繰り返すこともあります。
他にも、脳炎や脳腫瘍・腎臓病・肝臓病・低血糖・感染症などで痙攣を起こすことがあります。

・喉をゴロゴロ鳴らす
猫がゴロゴロと喉を鳴らすと、震動で身体も一緒に震えてしまうことがあります。
喉が鳴る仕組みについては、現代でもはっきりと解明されていません。
機嫌の良いときやリラックスしている時にゴロゴロと鳴らすことが多いですが、緊張している時や体調が非常に悪い時にも鳴らすことがあります。




 



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