ポメラニアンの特徴
ポメラニアンは、スピッツ系の犬種で、1キロ~6キロほどの小型の犬です。
立ち耳で、フサフサした毛並みを持ち、ふっさりとしたしっぽが、背中に巻きあがっているのが特徴です。
長い毛並みですので、毎日、ブラッシングをしてあげましょう。
また、換毛期には、どっさり毛が抜けるので、普段よりも、しっかりとブラッシングをしてあげて下さい。
ポメラニアンにおすすめのシャンプー
ポメラニアンの性格
ポメラニアンは、明るく、快活で、飼い主にも従順で、賢いのですが、外の物音に敏感で、吠えやすい傾向があります。
また、知らない人への警戒心も強く、噛んでしまうこともあります。
ですが、賢い犬なので、こちらがしっかりとしつけたら、吠えグセや、かみぐせを直すことができ、素晴らしいパートナーとなります。
ポメラニアンをしつける方法
噛み癖は、子犬のうちから、直しておくことが賢明です。
子犬の頃は、じゃれて遊びながら、うっかり飼い主さんの手を噛んでしまうことがよくあります。
子犬の歯で噛まれるだけですから、正直言って全然痛いわけではありません。
ですが、ちょっとでも子犬の歯があなたの手に当たったら、イターイッ!と、大げさなくらいに叫んで、すぐに遊びをやめてどこかに行って下さい。
それを繰り返すことで、噛むと楽しいことが終わってしまう。
噛むっていけないことなんだと、子犬は理解してくれ噛むのをやめるようになります。
吠えグセを直すことは難しいですが、例えば、家の中から外の人に向かって、あなたの犬が吠えている場合。
こんな時には、カーテンやブラインドをおろしたりして、あなたの犬から外の人が見えないように工夫してあげましょう。
見えなくなるだけで、吠えるのをやめることがあります。
インターホンが鳴った時に、猛烈に吠える場合もあるでしょう。
こんな時には、「番犬ごくろうさん。でも、もういいよ」と、低く落ち着いた声で伝え背中をなでてあげましょう。
そうすると、犬は落ち着いて黙ることもあります。
もちろん、そんなことでは黙らない場合も多いでしょう。
そのような場合には、犬が安心できる場所を作ってもいいかもしれません。
ゲージなどで囲いを作り屋根も作って、あなたの犬が安心できるハウスを作ってあげましょう。
犬は、狭い場所に入ると安心します。
なので、インターホンが鳴ったらサッサと、おやつなどで誘導して、あなたの犬をハウスの中に入れてしまうといいのです。
狭いハウスの中に入ったら、安心して大人しくなることも結構あります。
そして、ハウスの中で吠え止めて大人しくしていたら、ものすごく褒めてご褒美のおやつをいっぱいあげることを忘れないでください。
それでも、うまくいかない場合には、ドックトレーナーの方に相談するのもオススメです。
ポメラニアンの値段
ポメラニアンの値段は、場合によって、さまざまな値段がありますが、15万~30万円ほどが、大体、平均的な値段といえるでしょう。
ただし、年齢や、毛色、健康状態などで、値段はいろいろ変わります。
ポメラニアンの寿命
ポメラニアンの寿命は、12歳から16歳ほどだと言われていますが、もちろん、それぞれの犬によって、違いは出ます。
ポメラニアンの里親
可愛らしい外見のポメラニアンですが、吠えやすいといった特徴もあるため、「ムダ吠えがひどすぎる」といって、捨ててしまう人も存在します。
ポメラニアンは、日本でも、飼育頭数が、常に10位以内と非常に人気が高い犬種ではありますが、その反面、捨てられてしまうポメラニアンも多くいるので、そのような現実をしっかりと知っておくことも大切かもしれません。
もし、ポメラニアンを家族に迎えることを検討されているのであれば、そういう捨てられたポメラニアンの里親になるという選択肢もあるでしょう。
ただし、そういう保護されたポメラニアンは捨てられて傷ついている子達ばかりです。
とても怖がりになってしまっていたり、警戒心が強くなりすぎていたりして、扱いが難しいこともあります。
もし、ポメラニアンの里親になることを検討されているのであれば、その子を一生涯、責任を持って幸せにできるのかどうか、家族でよくよく話し合ってから決めてください。